鮮やかな発色とマットな質感で、現代アートに広く使われるアクリル画。この記事では、アクリル画とは何か、その特徴と魅力、選び方や飾り方までを初心者向けにやさしく解説します。

アクリル絵の具と制作中のアクリル画のイメージ(イラスト)
アクリル画は発色が鮮やかで丈夫。初めての1枚にも選ばれています
この記事の要点
  • アクリル画は、アクリル樹脂を主成分とする絵の具で描かれた絵画で、現代の作家に最も広く使われる画材のひとつです。
  • 鮮やかで褪せにくい発色、厚塗りから薄塗りまでの幅広い表現力、乾くと耐水性になる丈夫さが魅力です。
  • モダン・ミニマルな空間や白い壁と好相性で、差し色にもなりやすく、初めてのアートにもおすすめです。

アクリル画とは

アクリル画は、アクリル樹脂を主成分とする絵の具(アクリル絵の具)で描かれた絵画です。乾きが早く、油絵のような重厚な表現から、水彩のような透明感まで、幅広い表現ができるのが特徴。現代の作家に最も広く使われている画材のひとつです。画材そのものが新しいぶん、伝統にとらわれない自由な表現が生まれやすいのも魅力です。

アクリル画の3つの魅力

はじめてアクリル画に触れる方に、まず知ってほしい魅力は次の3つです。

油絵・水彩画との違い

同じ絵画でも、画材によって乾き方や質感は大きく変わります。下の表で見比べてみましょう。

アクリル画油絵水彩画
乾き早い遅い早い
発色鮮やか深く重厚淡く透明
質感マット〜光沢厚みと艶やわらかい

アクリル画の選び方・飾り方

暮らしの中で楽しむために、選ぶときと飾るときのポイントをまとめました。

額装いらず?アクリル画ならではの飾り方

キャンバスに描かれたアクリル画は、側面まで彩色されていれば、額に入れずそのまま飾れるのも特徴です。壁に掛けるのはもちろん、棚に立てかけるだけでも現代的でこなれた印象になります。

額装するなら、作品との間にあえて隙間をつくる「フロートフレーム(浮かし額)」がアクリル画の定番です。キャンバスの厚みが浮かび上がり、ギャラリーのような佇まいに仕上がります。額の有無で印象が大きく変わるため、部屋との相性で選びましょう。

アクリル画のお手入れ方法

乾くと耐水性になるアクリル画は、絵画の中でも扱いやすい部類です。それでも、基本のお手入れを知っておくと安心して長く楽しめます。

厚塗りの作品は筆致の凹凸にほこりがたまりやすいため、ときどき優しく払いましょう。丈夫な画材とはいえ、丁寧に扱えば鮮やかさをより長く保てます。

実物で確かめたい「質感」の見どころ

アクリル画の魅力は、画像だけでは伝わりにくい質感にあります。厚く盛り上げた筆致、ナイフで削った跡、マットな面と光沢のある面の対比など、実物ならではの見どころが豊富です。

飾ってからも、朝の光と夜の照明とでは表面の表情が変わります。購入前に質感を確かめたい場合は、拡大写真や側面の写真を見られるか、ギャラリーへ確認してみましょう。

まとめ:アクリル画は現代アート入門にぴったり

アクリル画は、鮮やかな発色と幅広い表現力を持ち、丈夫で扱いやすいのが魅力です。現代的な空間の差し色として取り入れやすく、初めてのアートにもおすすめ。気になる一枚があれば、実際の色や質感を確かめてみてください。気軽に取り入れやすいので、はじめてのアート選びの候補に、ぜひ加えてみてください。

アクリル画が現代アートで人気の理由

アクリル絵の具は20世紀に普及した比較的新しい画材で、扱いやすさと表現の自由度から、現代の作家に広く愛用されています。乾きが早いためスピーディーに描き重ねられ、鮮やかな色彩やシャープな構図が生まれやすいのも、現代的な作品と相性の良い理由です。だからこそ、私たちが日常で目にする現代アートの多くに、アクリル画が選ばれています。

アクリル画が映える部屋

どんな空間になじむのか、映えやすい部屋の例を挙げてみます。

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よくある質問

アクリル画の特徴は何ですか?

鮮やかで褪せにくい発色、厚塗りから薄塗りまでの幅広い表現力、乾くと耐水性になる丈夫さが特徴です。

アクリル画と油絵の違いは?

アクリル画は乾きが早く鮮やか、油絵は乾きが遅く深みのある重厚な表現が持ち味です。

アクリル画は初心者向きですか?

はい。丈夫で扱いやすく、モダンな空間にも合わせやすいため、初めてのアートにもおすすめです。